カリフォルニア サンディエゴ、ヨガとサーフィンの街エンシニータスのSoul Of Yogaで行われたヨガティーチャートレーニング 200時間の後半レポートです。
3月27日(土)
朝9時30分。久々の仲間との再会は、Soul Of Yogaのオーナーの1人、Trishaのメディテーションから始まった。Sundaraの生徒達(トレーニングの生徒達)だけで行われ、自己トレーニング期間の報告、この8日間のスケジュールなどの説明もあった。特に、後半に行われる生徒一人ひとりの20分間のヨガレッスン プレゼンテーションについて、暖かい励ましの言葉とアドバイスをもらった。
その後、一般の生徒さんと一緒のヨガクラス。最後にSnatam KaurのLong Time Sunをみんなで歌った。とてもきれいなメロディーで心が透明になっていくような。実は私はこの時まだ歌手の名前も曲名もしらなかった。一緒にトレーニングを受けているPaulが教えてくれた。彼は、Snatamがサンディエゴにコンサートに来たときに、ハグしてもらったことがあるよ、と嬉しそうに話してくれた。
午後は、ヨガアナトミー(解剖学)の後半。それぞれのポーズについて、どの筋肉がどのように使われ、怪我の起こりやすい部分など、実際のポーズをみせてもらいながら説明を受けた。
1日の終わりは、久々に会う、Tomの講義。いつもながらの穏かな笑顔に心がほっとする。 各自の今日の気持ちなどをみんなと共有しながら、初日は終了。
3月28日(日)
Tomのメディテーション。数回Tomが歌詞を読みあげ、みんなで復唱し、その後Tomの伴奏で歌う。Tomはいい声で、身体を少し揺らしながら目を瞑って歌う。心からうたっているんだなあといつも感じる。
その後は、一般の生徒さんと一緒のTomのヨガクラス。いつもにまして人数が多く、満席状態。でも5月にはすぐ近くのもっと広いスタジオに引越しをするそうで、あと少しの我慢ですと説明していた。 でもSundaraの私達がいなければ、そう窮屈でもないのでこの間だけ特別なのだ。
午後は、前半にもいらしてたゆきこさんのアサナのクラス。ゆきこさんは前半のトレーニングが終了してから数週間インドに滞在していたそうで、3日前にアメリカに戻ってきたそう。色白だったのにいい色に日焼けされてた。そして私達1人づつにマントラ用の数珠を買ってきてくれていた!
さっそくみんなでマントラを唱え、数珠を一粒ずつ数えていった。
アサナはアライメント。詳しくポイントをおさえながら教えてもらった。
今日の最後の講義は、いつも明るくチャーミングなAlishaからヨガティーチャーとしてのヨガレッスンの組み立て方などのレクチャーを受けた。
3月29日(月)
今日のメディテーションとヨガクラスは、レギュラーティーチャーのモニーク。彼女もSole Of Yogaでトレーニングを受けてた。彼女のSundara生徒達へのメッセージは、Teach from the heart. That is the Yoga teacher.
彼女は今年7月から始まる、300時間のレーニングを担当するらしい。
本日のゆきこさんのクラスでは、ワーリアシリーズを学んだ。 いただいた数珠を使い昨日からのつづきでマントラを数えた。
Alishaからは、ミラーリングなどやヨガティーチャーのこころえ、クラスでの雰囲気づくりなどを学ぶ。 プレゼンテーションの練習でイントロの2分くらいをそれぞれみんなの前で披露。Alishaからコメントをもらう。
最後のTomのクラスでは、みんなの多数決で明日のメディテーションを行う生徒をきめた。今日のプレゼンテーションでみんなを惹きつけたLizが推薦された。
3月30日(火)
Sundaraの生徒 Lizのメディテーション。彼女は本を朗読してくれた。彼女はフライトアテンダントで2人のお子さんはすでに成人している。よく通るきれいな声で笑顔が魅力的。一緒にいると心がやすまる人。こんな人は、本当にヨガティチャーに向いているなあと思う。
ゆきこさんのクラスでは、ツイストのポーズを中心に、グループになってお互いのポーズを修正しあった。今日もマントラをみんなで唱えて数珠を数えた。
午後は、アナトミーの2回目。引き続き、ポーズと筋肉、骨の働きなどを勉強。
この日のヨガクラスSoul Of Flow というヨガはサマーという先生。これはバックミュージックがアメリカンポップスで、途中でみんなが盛り上がり、アサナを中断してのダンスタイムあり。笑顔と笑い溢れる、エネルギーいっぱいのクラスだった。ひさしぶりにヨガクラスで自由気ままに身体を動かした気がした。
3月31日(水)
Tomのメディテーションとヨガクラス。最後のシャヴァーサナの時、Tomが歌を歌ってくれていたのがすぐ耳元で聞こえていたような気がして、でも身体は今の場所からずっと遠くにいるような奇妙な感覚を感じて不思議だった。
その後、アナトミー3回目。
今日は、ゆきこさんの最後のクラスとなった。前屈のポーズと今までの復習。みんな名残惜しそうにお別れをして、LAに戻られた。
最後にみんなで写真撮影。真ん中の黒いウェアーがゆきこさん
Tomからは、明日から始まる生徒のプレゼンテーションについての話などして、今日の印象をそれぞれ一言語り、終了。
4月1日(木)
Tomのメディテーションとヨガクラス。
Alishaのクラスでは、最後のプレゼンテーションの確認。採点のポイントなどを教えてもらう。
午後からは、生徒1人ずつ20分のヨガクラスプレゼンテーションが始まった。
採点は、Tom、Trisha、Alishaの3人。
プレゼンテーション者以外は、みんな生徒となってヨガを行う。
内容は
イントロダクション
メディテーション
プラナヤマ(呼吸法)
アサナ(ポーズ)4から7が基準。
クロージング
※バックミュージックはなくてもいいし、オリジナルで作ってもよい。
4月2日(金)
Trishaのメディテーションとヨガクラス。サバサナのときは、クリスタルボールを奏でてくれて身体に振動が心地良く伝わってきて疲れがほぐれていくようだった。
昨日に引き続き、生徒のプレゼンテーション。今日は、朝から7時間ヨガクラスを受けることになる。
プレゼンテーションの前のJudy。
最後の方の生徒達は、みんなが疲れてきたのを察知して、とてもソフトなアサナを入れたりして、良く考えられており感心とともに感謝。
15番目の生徒、Bobのプレゼンテーションで終了! みんな疲れてはいるものの、やりきった達成感ですがすがしい笑顔。
プレゼンテーション自体、それぞれ良く練られており素晴らしかったが、なんといってもそれぞれがとても個性的なのには驚かされた。 笑いもあり感動もありの15人のプレゼンテーションだった。
この日は特別企画があった。
イースター前に催される、カソリック系の教会でのイベントにみんなで参加することに。
スタートは夜7時なので、その前に軽くサンドイッチなど食べて、カープールで山奥にある教会へ。余談だが、私はリチャードとボブ、ベロニカの3人と一緒だった。リチャードがおかしなことばかりいうので、ほとんど爆笑しながら30分のドライブ。
その教会は、小高い山間にあり、とても静かですばらしい景色のところにあった。リトリートが行われ、それ用の宿泊施設もある広い敷地内。
私達の他にもたくさんの参加者たいた。教会に入り、牧師さんのお話と教会劇を鑑賞。外にでると満点の星。寒かった。
いよいよ明日は最終日。 きれな星空をみあげながら、じんわりとうれしさがわいてくるのを感じていた。
4月3日(土)
Sundara生徒だけのTrishaとのメディテーション。
並べられたカードの中から1枚を1人づつ選んで、Trishaがそれがその人にあっているか心の声にきいて、違うといえば他のカードを引くということを。
私のカードは Clear and Shield your Energy by El Morya.
その後のTrishaのヨガクラスは一般の生徒さんと一緒に。
ランチは、前半のサイレントデーの時にもいった、海を見渡すJストリートパークでみんなで食べようということに。 私は、Susan、Nancy、Liz達と101沿いのLotus Caffeでサンドイッチを買い、公園へ。きれいに晴れていて、サーファー達が波乗りを楽しんでいるのをみながらランチ。
TomとTrishaも合流して、楽しいひと時を過ごした。 TomとTonyがもうすぐ誕生日ということで、ティラミス、カップケーキなどをみんなで少しづつ食べてお祝い。
スタジオに戻って、いよいよ最後の修了証書授与の時間。
200時間のトレーニングを無事修了した私達に、その次の300時間のトレーニングのパンフレットが配られた。今年の7月から、選りすぐりの講師陣を揃えてスタートするとのこと。 内容の説明もあって、なかなかおもしろそうだった。
さて、1人づつ、プレゼンテーションの評価表と修了証書を受け取り、今、自分がインタビューされたらという題でコメントを。そして、一人ひとりにTrishaとTomから暖かい言葉とハグをもらった。最後に、輪になってハグを全員でしあって、いろいろな話で盛り上がり、なごりおしくも終了。
Jen,Grant,Veronica,Paul,Nancy、Judy、Susan、Bob、Richardと私はエンシニータス ダウンタウンでお別れディナーをしようということになり、スポーツバーのテラスに集合。ワイン、ビール、飲まない私はレモネードでチアース!
JenとGrantはカナダへ、VeronicaとBobは東海岸へそれぞれ火曜日に旅立つ。次回は300時間のトレーニングで再会?かはわからないけれど、メールで連絡しようねと。お店を出た後も、なかなか解散しないでいたけれど、再会を誓ってそれぞれの家路に。
家のまえで車から降りたら、きれな星がたくさん見えた。やっと終わったんだなという安堵感と明日から仲間にあえないことへの淋しさと複雑な思い。
前半の10日間よりも後半の8日間は体力的にも精神的にも楽だったように思う。仲間との距離が急に狭まったのも後半。
クラスでわからないことが人よりたくさんあった私は、いつもみんなに助けてもらっていた。みんな親切で明るい。よく励ましてくれた。
決して楽ではなかった200時間。新しい感動と発見、学んだことがたくさん、学びきれなかったところもある。それはこれからの私の課題。
このヨガティーチャートレーニング200時間に参加した日本人は、私で5人目だとTrishaがいっていた。3人は私の知っている人達でみんなサーファー。彼女達がとてもいいといっていたので私もSoul Of Yogaで受けてみようと決心した。 勧めてくれた彼女達に感謝している。
写真向かって左がTrisha
他のところのトレーニングを受けていないので比較はできないが、パラマハンサ ヨガナンダの寺院で長い間僧侶として修行していたTomの言葉や行動は、私が通ったいくつかの他のスタジオ(6箇所)では得られないもののような気がする。TrishaやAlisha、ゆきこさんの講師陣もそれぞれがとても質が高く、ユニークだ。
TrishaとAlishaは、REIKIやアーユルベーダ、クリスタルなどにも精通していて、面白い話や体験ができたのも良かった。
写真左がTom
終わりが始まり。 トレーニング修了後の私の気持ち。 花岡さなみ 2010年4月7日
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こちらから。Soul of Yoga の次回ティチャートレーニングは、2010年7月から開催予定です。