サンディエゴガイドブック 2019~2020年版 発売スタート!         日本で手に入ります。

サンディエゴガイドブック ポケットサンディエゴの2019~2020年版 発売スタートしました。日本のアマゾン、有名書店で取り扱っています。

この度の改訂版では、ちょっとディープなお薦め観光モデルコース(p16-p19)、まだ知られていないサンディエゴの穴場スポット(p22-p25)、そして、便利なウーバー配車サービス情報(p73)などもご紹介!観光だけではなく、ローカルの話題も盛り込んだサンディエゴの魅力が満載されています。もちろん今回も堂々フルカラー。 

サンディエゴといったら、ビーチ&サーフィン ! 各ビーチの情報と初心者がサーフィンを始めるのに役立つ知識のページ
p150p151

Sanamihanaも109ページに掲載しています。ヨガとサーフィンの街、サンディエゴのエンシニータスへ心地よい風を感じにいらしてください。
p21

日本航空(JAL)が成田からサンディエゴへの直行便を就航し、ぐっと日本からのアクセスが便利に。日本のテレビや雑誌でも紹介される機会が増え、少しずつ知名度もあがってきてはいますが、サンディエゴの情報がなくて困ってます、という日本からのお客様の声は今も多いです。サンディエゴの老舗日本語フリーペーパー「サンディエゴゆうゆう」を発行しているインターナショナルタイムス(International Times Corp.)さんが、サンディエゴを日本の皆さまに楽しんでいただけるようにと制作されました。 ぜひ、お手に取ってご覧ください。

アマゾンはこちら https://www.amazon.co.jp/dp/4434250248

サーフレッスンストーリー ★ベガスからの女(ヒト)               サーフレッスンにはドラマがある!

サーフレッスンを重ねていくごとに、レッスンを受けていただいた方のサーフィンへの思いや、大げさにいえばその方の人生の一部を垣間見る?ようなことがあったりします。まさにドラマ!ということで、サーフレッスンにかかわったストーリを、Sanamihana (SANAMI,INC.)代表 花岡の率直かつ個人的な感想を書いてみることにしました。
記念すべき1回目は、この人! と決めていました。ベガスからの女、と書いて、ベガスからのヒト と読んでください、演歌タイトル風に(笑)
2014年5月14日(水) 0:57 にsanamihana.com へメールが届きました。
はじめまして。
ホームページを拝見し、サンディエゴでのサーフィンレッスン付き宿泊プランに申し込みたいと思いご連絡いたします。
私はラスベガス在住の日本人で、2014年7/3夜から7/6夕方までサンディエゴに滞在して
サーフィンに初挑戦できたらと思っております。
ご対応可能でしょうか?  ご検討お願いいたします。

とても丁寧な文章でお問い合わせをいただきました、これがWさんとのスタートでした。
Wさんは、この年に日本から駐在員としてラスベガスの会社に赴任されていらしたそうです。
米国では7月4日が独立記念日で、その連休を利用してラスベガスからサンディエゴにサーフィンレッスンを受けにきてくれることに。
サーフィンには日本にいたころから興味はあったらしいです。赴任してからカリフォルニア サーフィン で検索して、Sanamianaを見つけてくれたようです。

ラスベガスからサンディエゴまで、車ではスムーズにいって約5時間。渋滞にはまれば8時間かかる時もあります。
赴任してまもなく、米国での長時間ドライブにもそう慣れている頃ではなかったと思います。
会社の方と交代の運転でくるのかな、と思っておりましたが、この時は一人でいらしたと記憶しております。

さあ、いよいよ初サーフィンです。初回は基礎の基礎、2回目、3回目は実践、4回目は自主練習、、サーフィン合宿イン サンディエゴ!
サンディエゴの優雅なサーフビーチ、デルマーで。2回目のレッスンで上手にできてますよね。ローカルのインストラクターとも楽しく。

初回のサーフレッスンから2か月後、9月の連休で2回目のサンディエゴサーフィン

このころは、3連休のある時を狙ってサンディエゴサーフィンを年に数回ペースだったと思います。

2年目の夏がきました。そろそろマイボードが欲しいです、、、と相談を受け、メールでいろいろアドバイス。最終的に、INTの8Feetを購入!
早速、マイボードでサーフレッスン。今までのボードよりも厚さがないため浮力もなく、パドルもちょっと大変。立つのも慣れるまでは少し時間がかかります。
この日は、その後のWさんのホームポイントとなる、サンエリフォステイツビーチでレッスンでした。難しいけれどマイボードはうれしいですね~

その後もラスベガスからのサーフィン通いは続きました。だいぶ海にも慣れてきた頃で、一人でも海にはいれるようになってきました。

サーフィン以外での楽しみも。
会社の仲間たちとサンディエゴへ
時々、会社の同僚や上司の方と一緒に訪れていました。サーフィン後に、ラホヤでカヤックに乗ったり、SUPをやってみたり、、 サーフィンが上達してからは、サーフィン初心者の日本からの出張者を度々連れてきて、おかげで彼らはカリフォルニアサーフィンを満喫できたようです。

サーフタウン、エンシニータスライフ
Wさんが定宿にしていたのは、エンシニータスのビーチ近くのモーテル。エンシニータスダウンタウンにも歩いていけます。ある時、サーフレッスンをしてくれたインストラクターが、エンシニータスダウンタウンのアイコンともいえるパロマシアターで上映されていたサーフィン映画を勧めてくれて、一人で観に行ったこともありました。このシアターはサーフィン関連のコアな映画を上映していて、観に来るのは60年代のサーフィンブームの世代から、サーファーの親に連れられたキッズ達、幅広い世代のサーファーたちでいっぱいになります。映画の内容もそうですが、まさにサーフカルチャーの地で、ローカルサーファー達と同じ空間にいることが忘れられない思い出になったことでしょう。

サーフィン前に立ち寄って、朝食をとるカフェ。カリフォルニアの日常のワンシーンに浸るひと時でもあったようです。

Sanamihanaのヨガツアーなどできたお客様と一緒にランチや夕ご飯にもいきました。ちょうど年代的に近い方々が多かったので、楽しいひと時だったようです。私、花岡とも一緒に出掛けて、サーフィン、会社、日本(紅白歌合戦が毎年の課題の一つ)の事など、いろいろ話したり。シーフードタコス、パニーニ、サラダ&サーモン、ピザ、、とともに、サンディエゴの地ビール。Wさんの好みは、サーモンとエッグベネディクトだったような、、、

そして3年目。このころにはレッスンを受けず、マイボードでサーフィンの練習に励んでいました。うまくいくときもあれば、くやしい思いもして、、、という繰り返しだったと思います。特に冬は海の状況も影響して、そんなに簡単にはうまくできなかったと思います。そして、この年の夏ごろから、自分でもはっきり感じるくらい、波に乗れる頻度が多くなったと思います。うまくできなかったとしても続けてきた成果がいよいよ表にでてきたとうことでしょうか。

4年目。だいぶ自信がついてきたころ、そろそろハードボードを手に入れようかな、、、と、エンシニータスのサーフショップでであったボードを購入! 前の8Feetより長いロングボード。このボードをジープの屋根に着けてのベガスとサンディエゴの往復。正直、みている私はちょっと不安でした、、、が本人はそうでもなさそうな。以前は3連休にあわせてきていましたが、このころにはハイシーズンで波がよさそうだったら隔週でも通ってました。こられないときでもエンシニータスの海をベガスで思い出していたようです。まさに、サーフィンにはまったベガスのヒト。

5年目、2018年。駐在も5年目となり、そろそろ帰任の話も具体化してきました。いよいよ最後の年なのか、、、。週末に集まってくるサンディエゴ日本人サーファー達からも、熱心な指導とアドバイスを受けて、前年よりもさらに上達。ますますサーフィンライフが楽しくなっていったと思います。そのタイミングで、ちょっと短いボードにもチャレンジしてみようかな、と、今度は、7Feet6を購入。波の状況にあわせてロングと乗り分けて、また新たな世界を楽しんでいたようです。

地元のサーフィン仲間たちと
Wさんのホームポイント、サンエリフォのポイントに集まってくる地元日本人サーファー達ともすっかり仲良くなりました。サーフィンの技術的なアドバイスやボード購入の情報提供まなどなど、励まし暖かく見守ってくれる仲間達。その仲間達とロングボーダー憧れのサンオノフレで、サーフィン&BBQで大いに楽しみました(写真)。 サーフィンを通じて知り合った仲間たち、いいですね!

そして、ついに帰国の日が決まりました。
私とWさんが最後にサーフィンして、別れ際に  サーフィンしてなかったら、どうなってたかわからないので、、と。そうですね、今の彼女から週末のサーフィンをとったら、何が想像できるのかな、と思いました。

Wさん、5年間、お疲れ様でした。思えば1通のメールから、、見つけてくれてありがとうございました。海は世界中繋がってます。これからもサーフィン仲間。Wさんの新しい出発におめでとう! 人生の大波にもWさんらしく、華麗に乗って、楽しんで下さいね。日本でも今まで通りサーフィンを楽しんでください。そして、またサンディエゴのエンシニータスに帰ってきてください。一緒にまたサーフィンできること楽しみにしています!

ベガスからの女(ヒト)は、5年間のサーフィンストーリー。まったくの初心者から見守り続けられたことは大変うれしいことです。
Wさんの日本での新しいストーリーも見守っていきたいです。

Sanamihana 花岡